2006年04月19日

『抗がん剤は転移促進剤―これからのがん治療』

抗がん剤は転移促進剤―これからのがん治療前にも書いたお話ですが、仕事でお会いする方にガンになった方とか、ガンを克服した方がけっこういる。なもんで、こういう本は読んでおかないと、とか思う。

いやまあ、興味本位ではあるのがほんとのとこ。抗がん剤のお話だ。この本の著者は細胞培養によるがん細胞の研究からがんの実態、そこからの抗がん剤の問題点について語っている。その理論のベースには『免疫革命』の安保徹の理論が。

自らの研究でもやもやとしていた結論めいたものが安保理論に会って明確になった。というか説明できるようになったというような。そんなお話。うん、これは納得できるとこ多し。というか安保徹の理論に納得できるなら、このお話も受け入れられるんだろう。

抗がん剤は免疫力を落とす。という話。でもいろんながんで使われてるよねえ。たしかに抗がん剤が効くがんもある。小児がんとか。でも効果が期待できないのに使われてる実態はある模様。抗がん剤の専門家も日本には少ないようだ。外科の専門家が根拠もないのに再発予防のために効果の期待がうすい抗がん剤投与とか。これは別の本で言ってた話だったか。

で、ほんとに自分ががんになったらどうする?

怖くて医師にまかせるか、自分でどうにかするか。がんの種類にもよるんだろうけど。そういう選択にせまられることになることが怖いので、そうならないようにいろいろ本を読んでるのもある。自分だけじゃなくて、家族とか、大切な人がそうならないためにはどうしたら良いかを考えてる。
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『なぜか免疫力が高い人の生活習慣』

なぜか免疫力が高い人の生活習慣これまた石原 結實の本。

ひどい食生活なのにすごい元気で血液検査にもなにも異常がない人がいる。そのいっぽうで規則的な生活をして、口にするものはすべて無添加なのにある日突然、病に倒れる人もいる。なんでかなあ?

そういう個々の症例について書かれている。これはかなり面白い。暴飲暴食で、一見まずいのでは?と思われる人でもなにかしら(本人の意識していないとこで)健康にいいことをやっていた、という話。

だからといって暴飲暴食していいって話ではないし、その真似だけしたからっていいわけではないのは要注意だ。勘違いする人が出そうなのでちょっと心配。

「これをしてれば大丈夫」なんていう一点健康主義みたいなのに陥る人も出そうだ。そんないい方法とか食品なんてもんはないからね。人それぞれ違うし。

とは言え、楽しく読めました。ちょっとしたヒントにはなりそう。
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2006年03月02日

『日本のがん医療を問う 』

日本のがん医療を問う

NHKがん特別取材班 による同タイトルの番組からの書籍だ。番組では伝えきれなかったデータやその後の取材で明らかになった事実など。

アメリカでは90年代をピークにがんによる死亡率が下がってるのに、日本では年々増加してる。政府による食生活の改善をすすめる政策によるものだと書いてある本もあるんだけど、ここでは医療体制の違いによるものだと言っている。

日本では治療法による結果のデータの蓄積が行われてない。大学の講座制によるたての関係が強く、ほんとに系統的な治療が行われていない(まさに『白い巨塔』)そうな。また、アメリカでは使える薬が使えないとか。

また、専門知識のない医師による抗がん剤治療などなど。問題は山積みだ。

人々が代替医療に目を向けるのもやむなしか。で、高価な(そして粗悪な)サプリメントを服用して別の病気で死ぬ。そんな話ばっかりだ。
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2005年12月04日

『生活習慣病、その「常識」で防げますか?』

生活習慣病、その「常識」で防げますか?―意外に知らない健康情報のウソとホントなんか、最近こういう健康モノの本ばっかり読んでるんだよな。

なんだかんだ言って、ぼくも理系の大学院まで行ったクチではあるんだけど、実際の科学的なモノの見方ってのは難しいと思う。で!!!あまたある健康法の中で”科学的に”信頼性のある健康法はなにか!を語る本だ。

著者は大学教授だ。これは肩書きついてるからエラいとか言う意味で言ってるのではなく、どういう視点で本を書いてるか、という意味で重要。この本はすんごい数の論文をモトに信頼できる事実について書いて(書こうと?して)いる。

理系の人ならわかると思うんだけど、”なんとかの雑誌に論文として発表された”からといってそのデータ、および結論なりが真実かどうかっていうのはなんとも言えないのだ。ある栄養素について、「これはいい!」という論文もあれば「これは効果ないよ!」ってのもある。で、その栄養素(まあ、サプリメントでもいいんだけど)がほんとに有効かどうかは、多くの論文を比較してなんとか結論めいたことが言えるのであって、そこまでの数の論文が出てないモノについてはなにも言えないのがほんとのところ。

そういう視点で書かれてる本はあんまり読んだことがなかったので、かなり面白く読めた。

で、後半はそれでも少ししか出てないトピックについての論文の紹介もしてある。「これこれがいい」という論文があるが、信頼できるかはまだわからないけども、希望がある、という感じの紹介。そういう数の少ない論文を信じてはいけないとはいいつつも、これからの可能性として面白いからと紹介するこの著者の姿勢には、心惹かれます。
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『健康のトリック―見てはいけない健康テレビ番組』

なんか、これはけっこう前に読んだんだけど。「買っては行けない」の著者が語る健康の真実『健康のトリック―見てはいけない健康テレビ番組』だ。

近年いろんな、いわゆる健康番組があるんだけども。まあ、バラエティの一種と思って見てればいいもんだけど、人によってはのめりこんだりするし、一部を信じてのめりこんだりとか。で、TVで紹介される話が真実であればいいのだけど、じつは面白おかしくの部分は大きく(まあ、それがTVだから、といえばそうなんだけど)、真実じゃない情報が多すぎ!っていう話です。

バラエティだから、気楽に見る分にはいいとも思えるんだけど、人の健康ってものを扱う以上はウソは確かにいけない!ってことでいろいろなデータから健康番組のウソをあばきます。「ああ、たしかにそういう表現にはだまされてるな」って感じる部分も多く。読み物として単純に面白い。

でも、いろんな健康法がありすぎて、なにを信じていいかわからない人が多い、というか、「もう誰もTVなんか信じてないでしょ?」とも思うんだけど。そうでもないか。ぼくもそうだもの。個人の判断で。それが一番難しいんだってば!

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posted by 3smallwords at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 常識を疑え! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

『牛乳には危険がいっぱい?:』

Amazon.co.jp:牛乳には危険がいっぱい?: 本
牛乳はカルシウム摂取のために、とてもよろしい、それこそ完全栄養食品なんて言われます。でも、じつはその牛乳がいろいろな病気をひきおこす原因になっている!というのがこの本。

ぼくが健康をとくに気にするようになったきっかけである講演会でもこの本が紹介されてました。まあ、いろんな本読んでも、この本が参考文献としてひきあいに出されてる。アメリカではかなり前に刊行されたもののよう。

牛乳というのは牛の母乳なわけです。それが悪いといわれたら。だって、カルシウムは牛乳から摂るのが一番でしょ?給食でも毎日牛乳飲んでたわけだし。

でもね、牛乳の動物性タンパク質は、アトピーとかのアレルギー症状の原因になるんだとか。たしかに近年、牛乳とか卵のアレルギーの子供っていうのが増えていて、そういう症状のある子供を持つお母さんは大変らしい。ぼくの知り合いの人も子供が小さい頃牛乳アレルギーで大変だったと聞いた。

また、牛乳飲むとおなかがゴロゴロして牛乳苦手な人も多いよう。そういう人は牛乳に含まれる乳糖という成分が分解できないために起きるらしい。この本によると乳糖を分解できない人(不耐症とかなんとか)はかなりの率でいるそうで。人種によるけど90%以上が乳糖を分解できないらしい。

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posted by 3smallwords at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 常識を疑え! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

『危ない!健康の迷信・非常識』

Amazon.co.jp:危ない!健康の迷信・非常識: 本
健康について考える時、ある程度ショッキングなタイトルのほうが目につくもの。というか、あまたある健康法にだまされないために、こういうハナから否定的なタイトルにひかれるのもありがちなことで。

Amazonの目次をひろうだけでも

砂糖は頭の栄養!?
疲れた時には甘いもの!?
骨には牛乳!?
病気の時は食べよ!?
夜食べると太る!?
白い歯っていいな!?
塩分は控えめに!?
痛みには痛み止め!?
体が弱いから風邪をひく!?
体は意外と乾く!?〔ほか〕

なんて。面白そうでしょ。著者は医師ではないんだけど(こういう健康本では多いでしょ。医師が書いたもの。信頼性がそれで上がるかは別にして)、納得させられるとこが多くて。普通に読み物として面白いのでおすすめではある。どれだけ、社会にほんとではない常識という名前の情報がはびこっているか。何が正しいかを考えるきっかけになるだけでもいいかなあ、と。語り口からこの人は信じられるなあ、とか思う。まあ、全部が全部を信じるかは人それぞれってことで。

とりあえず、炭酸飲料ばっかり飲む義理の兄とか、太りすぎで降圧剤をずっと飲んでる叔父とかには読んで欲しいなあ、と思ったよ。



posted by 3smallwords at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 常識を疑え! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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