
生活習慣病っていう言葉はもう定着したのだろうか。糖尿病とか高血圧など。ちょっと前までは成人病って言われてた病気だ。
そういう病気が今では生活習慣病と呼ばれてる。なんでか知ってる?
「生活習慣が原因だから名前変えてみました」じゃないんだよ!。昔は成人病って言われてた病気の低年齢化のせいでかえざるをえなかったってのがほんとのとこらしい。子供の肥満とか(まあ、昔からジャイアンみたいな体格のいい子はいたのだけど)、糖尿病が問題になってるからなんだ。子供の体がおかしい。なぜそうなったの?
それはもちろん環境の変化もあるし、なんといっても食生活の変化が大きい。欧米化の問題なんかも多い。ハンバーグ、スパゲッティ、カレーライスとか。子供の好きな食べ物を挙げてみようと思ったらこんな食事ばっかりだろう。
この本では和歌山県の子供の食を真剣に考えたとりくみが紹介されてる。
「未来ある子どもたちのために」を合い言葉に地方の行政、学校、栄養士、調理師、そして農協や漁協が連携を始めたのだ。
自分の小中学校時代の給食について思い出してみよう。牛乳、パン、ソフト麺なんかが思い出される。給食だけじゃない、子供の好きな食事といって思い出されるのは先に書いたようなもの、洋食ばっかりだ。脂の多い、歯ごたえのないもの。
じゃあ、なにを食べればいいの?ちょっと引用します。
1977年、アメリカ上院の栄養問題特別委員会は、2年間の審議期間と調査研究費用をかけた、通称マクガバン・レポートと呼ばれる「アメリカ人にとっての理想的な食事についての報告書」を議会に提出しました。(中略)
そしてその報告書では、アメリカ人が動物性食品や脂肪を過剰に摂取していることに加え、摂取脂肪の構成比では動物性脂肪が植物性脂肪に比べて多すぎること、砂糖の摂取が多すぎること、などが明記されました。加えて、食品の過度の加工によるミネラルやビタミン量の低下、食物繊維の不足といった問題も指摘されています。(中略)
そしてこの報告には、世界中で理想に近い食事が達成されている国として、我が国が挙げられていました。「日本の食をみならえ」と。
(引用おわり)
昔の日本の食は科学的にも理想的な食と認められてたのに。それが今じゃ、いわゆる欧米化なのか。年々成人病の低年齢化とか、キレやすい子供なんかを生んでいるわけだよね。
そんなこんなから和歌山県が取り組んだのが、給食を変えよう!という動き。子供の食の基本はもちろん家庭なんだけども。でも、忙しい共働きの家庭も多い。一人で晩ご飯、なんて子供も多いはず。そこで給食から!という動き。
で、給食から!ってこと。人間の味覚とか嗜好は小さいうちに形成される。大学に入ってからでは遅いんだ。そういう教育を給食から!だ。いまだに一般的な給食の定番、牛乳。たしかに牛乳に合うのはパン、パンに合うのは洋食、ってことになる。牛乳にご飯、みそ汁、納豆、おひたしなんかは合わない。
そもそも牛乳の役割はもう終わったんだよ!。
戦後の栄養不足の時代には脱脂粉乳のミルクでもパンでも栄養補給にはそれなりの役割を果たしたはず。でも現代の栄養過多で、生活習慣病の子供、アトピーの子供が増えていいる状況を見ると、「なにかおかしい」と感じないといけないわけで。
そういう本だ、これは。
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posted by 3smallwords at 23:44|
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子どもの食(キレない食事)
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