
ひさびさに「これは危ないだろ!」っていうお話の本を買ってみました。電磁波のお話です。以前に
『やっぱりあぶない、IH調理器―電磁波の被害を、第二のアスベストにするな』という本を読みましたが、時間がたつと忘れてしまうもので。電磁波は危険だという認識はあり、IH調理器もオール電化住宅も避けるという意識だけは持ったまま新居に引っ越しました。でも家庭では無線LANでネット接続してますし、携帯もiPhone導入してネット三昧の日々です。パケット代気にしない(というか最初から高いんですけども)でがんがんweb接続してます。
さて、この本の著者は藤井 佳朗という歯科医。最近はいわゆる電磁波過敏症ともいえる患者が多いそう。頭痛、めまい、ふらつき、不眠。そういった症状の原因は電磁波にあった、という驚きの内容。いや、そういう方がいるのはテレビでも見たことがあります。電磁波を避けて田舎に引っ越したとかいうような。
この本では実際にあった症例を通してわかりやすく説明してくれます。さらには付録のDVDで実際に携帯電話を近づけるとふらつく人の映像まで見れます。電車のホームで転落する人が増えていることも携帯が原因ではないかとのお話も説得力が増します。
携帯電話の危険性については以前はけっこう耳にした気がしますが、いまではもう安全ってことになってしまっているようです。というか、うやむやのままどこも報道しなくなっているようです。でもWHOの提言などでもとくに子供に携帯はもたせてはいけないというお話もあります。日本では安全のためにどんどん子供に持たせています。ニンテンドーDSとか、Wi-Fiにつなげるゲーム機もかなり普及しています。危険ですね。
不妊症のお話でも、電磁波により男性の精子の数がかなり減少するとの報告もあるそうです。ズボンのポケットに携帯入れておくのは危険なんでしょうね。
電磁波による悪影響については、脳血流が低下するとの研究もあるそうです。それでふらふらしたりめまいとか起こすのは納得がいきます。とはいうものの、一度手にした便利なものはなかなか手放せないもの。でも少しでもできることはしようと思います。
電磁波研究のすすんでいるロシア(軍事関連で大戦時期からかなり熱心だったらしい)では、国民が携帯電話を使う時の注意点がことこまかにのべられています。
16歳以下の子供、妊婦、神経に関連する疾患を持つ者は携帯電話を持つべきではない
通話は最長3分まで、1回通話したら次にかけるまで最低15分の間隔をあけること
子供への潜在リスクは非常に大きいアルコールに比べて小さいとは言えず、子供自身はそのリスクにさらされたいることを意識しない
子供が健康を損なうことのないようにするのは、われわれの職業的義務である
いろいろ考えさせられる内容です。とくにDVDの映像は衝撃的です。

こういうのも買いたいと思ってしまいます。
posted by 3smallwords at 02:39|
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これはあぶない
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